この頃のエサ台
9月末、家の前に植えた苗木たちは
わずか2か月足らずの間に5cm ~10cmほど伸びました。
その時に植えたもみじの苗木も少し背を伸ばし、
ちょうど今きれいに紅葉しています。
クヌギやタモなど他の広葉樹の苗木は一足先にすでに葉を落とし、
長い冬を迎えようとしています。
伐採後初めて迎える冬。
かろうじて木陰を作ってくれていた家の広葉樹が一気に葉を落としたので、
更に明るく見通しが良くなってしまいました。
空を旋回する猛禽類やカラスにも、
エサ台が見えてしまうかもしれず心配です。
しばらく様子を見ますが、台の場所を移すことも考え中です。
そのせいか、11月はいつももっと賑わっているエサ台ですが、
今年はあまり来ていない様です。
それでも、スズメ、カワラヒワ、ヤマガラ、シジュウカラ、キジバト、
といった常連さん達が時折やって来ています。
以前ほど長居せず、警戒のためか一回の滞在時間が短いので
良く見ていないと来ていることに気付かないくらいです。
こちらは、久々にリラックスした表情を見せてくれたスズメさん。
口元にエサをくっつけて、愛らしいひと時。
ずっと姿を見ていなかったニホンリスも、
今朝やって来てくれていました。
アカゲラは、伐採後一度もエサ台に来ていません。
エサ台に来ないその代わりに、家や近所の家を一生懸命突いてまわっています。
彼らのテリトリーだったカラマツ林が急に無くなってしまい、
寒さをしのぐための場所を、何とか作ろうとしているのだと思います。
彼らのせいではないのに、必死で突いて回る彼らの姿を見るのは、
本当に切ないです。