刺しゅう

モミの葉の刺しゅう

針葉樹の葉にとまっている鳥を
刺しゅうすることになりました。

以前はヒノキの葉でしたが、今回はモミの葉です。

観察しながら制作するために、
家の隅っこに生えているモミの木から
ちょっとだけ葉を切らせてもらいました。

モミの葉

ヒノキの時にも感じましたが、
針葉樹の葉は良くできているな~、と思います。

広葉樹でいうところの葉肉が取り払われて、
葉脈にあたる部分に、沿うように葉が付いています。

一枚葉よりも表面積が増えて、呼吸がしやすそうです。

雪が降った時、広葉樹の葉は雪の重みをずっしりと受けて苦しそうですが、
針葉樹には積もるところが少なく、すぐに落ちてしまいます。

一週間前に採ってきた葉は、まだ青々としています。

広葉樹の葉もふっくらと丸みがあって可愛らしいのですが、
細い針と糸で刺していく刺しゅうには、
ツンツンとした針葉樹の葉はとてもあっているなと感じます。

モミの葉の刺しゅう

いつもの子

久々に、いつものあの子です。

イベントのための制作、特注モチーフでの制作と、
この数か月間、普段とは違うペースでの制作が続きましたが、
やっとこのオーダー分にたどり着きました。

制作中のスズメの刺しゅう

コインケースのスズメさん。

もう何羽も同じ図案で制作していますが、
毎回、何か新しい発見があります。
作れば作るほど、その魅力にはまっていく様な。

誰もが知っていて、決して派手ではない姿形のこの子を作っている時、
『こんなポーズで、こんなアイテムを作ってみようかな?』
という構想が浮かんで来るのも、不思議です。

目の周りのクリッとした感じ、細かな羽の模様など、
刺し進めていくにはかなり根気が要るのですが、
1羽1羽、大切に作っていこうと思います。